コロナ検査を大規模にすべきではない理由
2020年3月3日 日常 コメント (2)
かなりのブチギレもんなうえ、割と専門知識が必要なので解説する
一応はそういう勉強してたしね
だた、自分の理解不足や情報不足でミスがあったらごめんなさい
でも大筋は間違っていないはず
さて、長々と書いてしまうので、さっと危険性のみわかりやすいページ探したのでみたいかたはこれを
ttps://www.gohongi-clinic.com/k_blog/3873/
あと同じ内容がさっくりわかる漫画の画像
ttps://mobile.twitter.com/puropera44/status/1232661522184192006
(ぴんとこなーす さんのtwitterより。無許可だけど勘弁してクレメンス)
ここではそもそもなんでそうなるのか、国が検査するといった人たちはどういう意図をもって検査してるのか、を語っていきます
まず、前提として
検査で陽性と出たからと言って、100%その病気だと確定していません
人間がやることだし、そもそも生物を検査するものすべてのテストにいえますが100%にはならんのです
じゃあどうやってその「あやふやな検査結果」を評価していくかというと、画像にのせたような考えでその正確性を推察していくわけです
真陽性 偽陽性などは名前の通りなので割愛。それ以外のワードをざっくり説明すると
「感度」 病気の人を何パーセント発見できる検査か
「特異度」 病気じゃないと何パーセントで断言できるか
「陽性的中率」 検査で陽性といわれた人のうち何人が病気だったか
「陰性的中率」 検査で陰性といわれた人のうち何人が病気じゃなかったか
ってことです。
さて、では現状のコロナ感染症では、これらのうちどれがわかっているでしょう
答えはどれもわかっていません
いや、正確にはある程度は出してるかもしれませんけど、「信頼おけるデータ」かというと間違いなくNOでしょう
まず、コロナだと確定するのがPCR検査以外現状ありません。
しかしPCRですら間違いはあります(例えば適切なサンプルではない、別の配列を誤認する、そもそもPCR自体が低確率で複製エラー起こす、など)
なので、症状を加味して複合的に判断するわけなので
初期症状と検査結果だけではコロナと断定できない
というわけです。
ならこの表上辺である、「真の状態」は現状判定できないんですね
じゃあたくさん検査して、データ集めてけばいいじゃん、と思うかもしれませんがここでもう一つ問題がでてきます
「有病率」:検査した人のうち、何パーセントが病気を持っているか?
これです
陽性的中率、ひいては(未知の疾患の)感度特異度を確定させるために重要になってきます
一般に、有病率が低いと、陽性的中率は下がるといわれています(コロナウイルス感染の現状はまさにこの状況)
なんでかというと、
有病率が低い
→本当に病気の人が少ない
→偽陽性が大量に発生する
からですね
現状の日本では、決してコロナが大量に蔓延してるとはいいがたいです。あくまでチラホラニュースにでる程度。
この状況で検査をすると、上記の理由で大量に偽陽性が発生することになります
これをどう補正するか。
有病率が高いと思われる患者をなるべくピックアップして検査する
ことです
これが、国でいう
「発熱・咳が長期間続いてる人」「コロナ感染者への濃厚な暴露履歴がある」
ってことです。
症状少ない人が検査を受けたとこで、自称コロナ陽性が大量に発生して余計な混乱を産むし、役に立たないデータが増えるだけなんですね
有意義なデータを持つ患者を集中的に検査し、データを収集する。それによって得た感度・特異度をもってはじめて軽症患者など有病率の低い人たちへ適応できるようになるのです
なんにせよ、疫学というのは統計だよりです。
新規の感染症はその統計がまっさらな状態です。
そして、統計がまっさらということは検査はまったく信用できないものなんです
これだけは伝えたかった
一応はそういう勉強してたしね
だた、自分の理解不足や情報不足でミスがあったらごめんなさい
でも大筋は間違っていないはず
さて、長々と書いてしまうので、さっと危険性のみわかりやすいページ探したのでみたいかたはこれを
ttps://www.gohongi-clinic.com/k_blog/3873/
あと同じ内容がさっくりわかる漫画の画像
ttps://mobile.twitter.com/puropera44/status/1232661522184192006
(ぴんとこなーす さんのtwitterより。無許可だけど勘弁してクレメンス)
ここではそもそもなんでそうなるのか、国が検査するといった人たちはどういう意図をもって検査してるのか、を語っていきます
まず、前提として
検査で陽性と出たからと言って、100%その病気だと確定していません
人間がやることだし、そもそも生物を検査するものすべてのテストにいえますが100%にはならんのです
じゃあどうやってその「あやふやな検査結果」を評価していくかというと、画像にのせたような考えでその正確性を推察していくわけです
真陽性 偽陽性などは名前の通りなので割愛。それ以外のワードをざっくり説明すると
「感度」 病気の人を何パーセント発見できる検査か
「特異度」 病気じゃないと何パーセントで断言できるか
「陽性的中率」 検査で陽性といわれた人のうち何人が病気だったか
「陰性的中率」 検査で陰性といわれた人のうち何人が病気じゃなかったか
ってことです。
さて、では現状のコロナ感染症では、これらのうちどれがわかっているでしょう
答えはどれもわかっていません
いや、正確にはある程度は出してるかもしれませんけど、「信頼おけるデータ」かというと間違いなくNOでしょう
まず、コロナだと確定するのがPCR検査以外現状ありません。
しかしPCRですら間違いはあります(例えば適切なサンプルではない、別の配列を誤認する、そもそもPCR自体が低確率で複製エラー起こす、など)
なので、症状を加味して複合的に判断するわけなので
初期症状と検査結果だけではコロナと断定できない
というわけです。
ならこの表上辺である、「真の状態」は現状判定できないんですね
じゃあたくさん検査して、データ集めてけばいいじゃん、と思うかもしれませんがここでもう一つ問題がでてきます
「有病率」:検査した人のうち、何パーセントが病気を持っているか?
これです
陽性的中率、ひいては(未知の疾患の)感度特異度を確定させるために重要になってきます
一般に、有病率が低いと、陽性的中率は下がるといわれています(コロナウイルス感染の現状はまさにこの状況)
なんでかというと、
有病率が低い
→本当に病気の人が少ない
→偽陽性が大量に発生する
からですね
現状の日本では、決してコロナが大量に蔓延してるとはいいがたいです。あくまでチラホラニュースにでる程度。
この状況で検査をすると、上記の理由で大量に偽陽性が発生することになります
これをどう補正するか。
有病率が高いと思われる患者をなるべくピックアップして検査する
ことです
これが、国でいう
「発熱・咳が長期間続いてる人」「コロナ感染者への濃厚な暴露履歴がある」
ってことです。
症状少ない人が検査を受けたとこで、自称コロナ陽性が大量に発生して余計な混乱を産むし、役に立たないデータが増えるだけなんですね
有意義なデータを持つ患者を集中的に検査し、データを収集する。それによって得た感度・特異度をもってはじめて軽症患者など有病率の低い人たちへ適応できるようになるのです
なんにせよ、疫学というのは統計だよりです。
新規の感染症はその統計がまっさらな状態です。
そして、統計がまっさらということは検査はまったく信用できないものなんです
これだけは伝えたかった
コメント
こういう新規なものでもスパっとベストなことできると思ってるんだろうなぁ