最近
(新型コロナワクチンをうつので副反応に対する用意として)アセトアミノフェンが入った解熱鎮痛剤はどれか
という話を耳にすることが増えた

これ、正確には
NSAIDs(一般的な解熱鎮痛成分の総称)が入っていない解熱鎮痛剤はどれか
もしくは、
アセトアミノフェン単剤のものはどれか

ときくべきことだよね(理由は後述)

いや、公式の見解としてはどれ使っても問題はないから別に強く否定するほどのものではないのだけれど
本来気にするべきことはアセトアミノフェンが入っているかどうか、ではなくNSAIDsが入っているかどうか、のはず

どうも報道自体が
「NSAIDsは(効果自体はあるが万が一の副作用の可能性を考えて)避けて」「(副作用の可能性が低い)アセトアミノフェンにすべき」
という2つの情報から、後者の情報のみを切り取っているようで、それが独り歩きしてるっぽい

市販の痛み止めは、割とアセトアミノフェン+NSAIDsの組み合わせも多いので
どうも「アセトアミノフェン入っている鎮痛剤はどれ?」という質問をきくともやっとした気持ちになる

なんというか、情報が部分的にしか拾われてないのを感じて微妙な気分になる
MTGの世界でも「条件付きで〇〇は××に有利」って言われてるのに、条件を無視して語っちゃう人はたくさんみてきたし
なんなら自分も詳しくない事例ではそういうことをやっちゃうこともあるのだろうけど

どうにもコロナ関係の報道はそういう誤解を招くものが多い気がする

「マスクの感染予防効果は(今まで検証されていないので)証明されていない」
→「マスクには感染予防効果がない」
「コロナワクチンによる他人への感染防止は(検証ができないので)証明されていない」
→「コロナワクチンは他人への感染を防止しない」

なんかか。どっちも単に実証していないだけなのに、明確な否定であるかのように語る人はちらほら見る

何かの結論を出すとき、それには前提条件はつきものなので
印象にひっぱられないようにするには前提条件・結論を出した論拠、をちゃんと把握しないとなあ、と思いました まる




※後述するといった理由。一応推測混ざる理由なので読みたい人だけ

いやね、アセトアミノフェンがいいよってのは安全性の問題なのよ
一般的な解熱鎮痛・NSAIDsが危ないかも?って言われるのはおそらくインフルエンザ脳症が論拠で
事実として、インフルエンザウイルス感染に対しNSAIDsと呼ばれる解熱鎮痛成分は使わないように警告されている(なお、ワクチンに対しては根拠なし)
確かに現状想定されてる機序から、ワクチンの強すぎる副反応に対してNSAIDsによるインフルエンザ脳症が起こる可能性は0じゃない
だからどーしても不安ならアセトアミノフェンの方がいいかもしれない。安全な分、効果も弱いけどね

なお、実際にワクチンに対して解熱鎮痛剤使ってインフルエンザ脳症起こった事例は、少なくとも私はきいたことはない(まあだから国も別にアセトアミノフェン単剤じゃなくてもいい、と言ってるんだろうが)
本当にどうでもいい話だよ!












ハリーさんの日記とこで、コーヒー・紅茶のカフェインの話で根に持っていろいろ気になったのでチラチラ調べてた。その備忘録

・コーヒー、紅茶では紅茶のがカフェインが多い?

厚生省労働によると
ttps://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_caffeine.pdf
コーヒーのがカフェイン含有量は多い

対して、ちょうどいいソースは見つからなかったが「茶葉・豆(要するに飲料に加工する前)に関しては紅茶の方がカフェインのほうが多い」というのは散見した

まあ、結論としては「素材としてはカフェインは紅茶の方が多いが、一般的な抽出ではコーヒーのほうがカフェインが多い」が妥当なとこだと思う。
まあそもそも、コーヒー・紅茶ともに品種でカフェイン含有量かなり違うだろう上に一般的な抽出法ってなんだよ、って話なので、全部いっしょくたにするのがナンセンスでもあるのだが・・・。

個人の体感的にも、アメリカンコーヒーとエスプレッソが同じカフェイン量だとあまり思えないので差はでかそう


さて、こっからが本番
分子化学知識ない人にはブラウザバック推奨だし、正直俺もにわか知識レベルなので間違いだらけかもしれない

・紅茶はタンニン類とカフェインが結合するので、カフェインの効果は下がる

これ。いや知らなかったけど、クリーミング現象とかいって一般的な現象なのね。知らんかったわ
でもこれ、本当に吸収率下げてんの?と疑問に思った(なぜ疑問に思ったのかは後述)

さて、どういう反応で結合するのか(熱上げたり、一気に冷やすだけで防げるらしいので可逆的な反応・錯体あたりだろ、とは思っていたが)をいろいろ検索してみた

妥当そうなのはこれ

カテキン類・カフェイン錯体の立体化学構造と分子間相互作用  堤 広之

論文かよ!読むのクソめんどくせえな
まあ必要なところだけ抜粋

>>2.4.GCg・カフェイン錯体の分子間相互作用1:2 GCg
・カフェイン錯体中に働く分子間相互作用としては、GCgのA環、B’環とカフェインの六員環が重なり合った間にface-to-face π-π相互作用、GCgのA環、B’環とカフェインの六員環が少しずれて重なり合った間にoffset π-π相互作用が形成されていることが判明した。また、 B’環とB’環の間に挟まれたカフェインのメチル基 N7-CH3とB環(N7-CH3とB環の距離は3.281Å)はそれぞれ向かい合い、その間にはCH-π相互作用が形成されていることも確認されている(Fig. 6)。

まあやっぱ錯体だよね。
錯体な以上、平衡で成り立っており、Phやその他条件で錯体生成されるかどうかで決まる

例えば、紅茶が濁る(=クリーミング現象)を防ぐ手法として、砂糖を加える、硬水を選ぶ、急冷する、が一般的に紹介されているがこれらは錯体形成を防ぐ手法と思う

急冷は俺の知識ではわからないが、砂糖を加える=自由な水素結合を減らす、硬水を選ぶ=金属イオンを加えることで、相対的にタンニンとの錯体を減らす、あたりなはずなのでこのあたりの推測は正しいはず


んで、問題となるのはpH
本当に吸収するときに錯体維持されてる=ちゃんと吸収阻害されてんの?


カフェインの吸収は、小腸なので、そのときのpHは弱塩基性。このときのpHで果たして錯体は維持されるのか?
紅茶は言うまでもなく弱酸性であり、(少なくとも俺の知識では)今回の錯体形成を行うのに有利な条件
なので食道~胃ではタンニンーカフェインの錯体は維持されると思われるが、吸収時に果たして錯体維持されたままなのか?  コレガワカラナイ

悪あがきに、クリーミング現象に対してpHを塩基性にすることで元に戻るかどうかを検索もしてみたが見つからない。むむむ

よりやっかいなのが、紅茶はpH変化させると大規模な色の変化が起こるということ
紅茶 の水 色 変化 にお け るpHおよび有 機 酸 の影 響  下橋 淳子 寺田 和子
また論文かよ、ファック
色調変化がメインでクリーミング現象への示唆はなく、欲しい情報は得られなかった。


化学構造から、おそらくpHを塩基性にすると錯体はなくなる方向に移るはずなのだが、弱塩基程度でなくなるのか、どの程度なくなるのか コレガワカラナイ


というとこでストップ。悲しい。
実際どうなんやろなあ。
確かに個人の体感上、紅茶のほうが眠気覚ましとしては弱く感じてはいるんだがそれは果たしてカフェインの含有差なのか、タンニンによるリラックスの効果なのか、錯体によるカフェイン吸収阻害なのか、結局結論つかず。残念




もう一つ、これをチラチラ調べてて得た疑問を一つ


鉄剤と紅茶を一緒に飲むとタンニンの作用で鉄の吸収が減る、というのは知ってたのだけれど、これはまた条件が異なる

まず前提として
自然界の鉄は基本Fe3+で存在するが、人間が吸収するのはFe2+(吸収部位は十二指腸~小腸上部)

じゃあどうやってFe2+にするの?というとこれは胃酸の作用。
特異的な酵素の手伝いもあるが、強酸下によってFe2+にしてから小腸に送り込み、吸収させる

なので、胃酸条件下で錯体になると(Fe3+が反応するのを防がれるため)、吸収がされにくくなる
同じ理屈で、胃切除した人は鉄欠乏しやすいことは広く知られている


さて、ここまでは事実なんだが
なんか、この事実から
「錯体を形成する」=「吸収阻害する」
の図式が一般化されてないか?という疑問を持った

鉄の例でいうと、クエン酸第一鉄っていう薬(初めからFe2+にして、吸収を促進する。胃切除後の鉄欠乏予防でよく使われる)があって
その薬にも「in vitroの試験で錯体形成するから紅茶とかといっしょに飲むな」と書かれているのだが


このin vitroってどういう条件なんだろう?in vivoならまあ納得するが、胃酸条件下から小腸の条件下にうつしての試験もされてるの?
胃酸下では確かに錯体を形成しやすい条件がそろってるけど、その後、弱塩基性下では本当に錯体維持されるの?
もし、小腸の条件では錯体がなくなるなら、たいした吸収阻害にはならないと思うが・・・

また、例にあげた鉄の場合は化学変化が吸収に必要なので錯体は大きな影響を与えるが、特に吸収に化学変化が必要ないものも(小腸で錯体がなくなる場合)、胃酸条件下での錯体は吸収阻害するものなのか?


というわけで、部分の、新たに出た疑問がいずれ解決することを願って、備忘録として記載

もし、暇人でこれを読んでくれた人がいて、かつこの手の分野に知見があり答えを教えてくれる人がいたらぜひご教授してください(どんな確率だよ)
知識のツギハギでの考察なので、間違いの指摘も助かります
もうね、あまりにもあきれてしまった。馬鹿もここに極まれり
怒りすら感じる

適当に検索でひっぱってきたニュースソース。必要な文章書いてあるニュースがあまりにも少ない。これ含めてホントクソ
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4045123.html

>> 大阪府および大阪市とはびきの医療センターは、府の新型コロナの宿泊療養所で、軽症患者41人に1日4回「ポビドンヨード」を含んだうがいを実施しました。毎日、唾液を採取してPCR検査を実施したところ、うがいをしていない人で5割ほど陽性が出たのに対し、ポビドンヨードでうがいをした人の場合、陽性が2割ほどになったということです。

ポピドンヨードでうがいしたら、コロナの軽症患者が偽陰性になったよ!やったね!

あほかあああああああああああああああああああああああああああ


ちゃんとコロナ治ってからいえ!

咽頭拭いでサンプルとって調べるのがPCR検査なんだから
毎日消毒液でうがいしてるやつへのPCR検査の精度はさがるにきまってんだろおおおおおおおおがああああああああああああああああ




もうね、家帰ったらMTGの禁止改定について感想かこー、って思ってたのに全部吹き飛んだよね
もうちょっと真面目に考えて

まぁ、ポピドンヨードでうがいすることによって、「他人に移す確率」は下がるかもしれない、ことはこれで推測できるね。あと「自家感染」によって悪化する可能性も下がるかもね(どの程度差が出るかは知らんけど)

それをさぁ・・・、まるで治るかのようにさぁ・・・

>>「うそみたいな本当の話で、うそみたいな、まじめな話をさせていただきたいと思います。」
はい、嘘ではなく、論点が何かわかってない馬鹿な話でしかないと私は思います

これがさぁ、自家感染による重篤化が避けられるかも、っていう結論に持ってったならまだわかるんだよ・・・。なんなんだよホント。誇大広告って知ってるのか?もうちょっと考えてよ・・・
しかもこれを知事が公的に発言してるんでしょ?なんなんだよマジで・・・誰か止めろよ・・・
人に言われて、あれ?ときになったのでちゃんと調べてみて考察する
考察できるほど情報でなかったから途中から独断と偏見の類推

Ⅰ 高カルシウムの症状

骨粗鬆症の治療でよく言われる
「精神的に不安定・イライラしたら副作用かもしれない」

これの原因は、よく言われる低カルシウムでイライラではなく、むしろ「高」カルシウムにある
骨を補強するといわれるビタミンDが骨粗鬆症ではよく補強されるが、これは食べ物からのカルシウムを吸収しやすくするため、血のなかのカルシウムが高くなりやすくする
そのため、高カルシウム血症がでやすく、上記のような副作用が出る、とされている。

※ちなみに、調べた限りこういった症状がでる理由はハッキリとはしていないが
ホルモンの異常で(例えば甲状腺機能亢進、更年期障害)で、イライラするという事例自体は数多くあるため、高カルシウム血症が副甲状腺ホルモン(本来骨を強くするための働きをするホルモン)を抑制したため、副次的にホルモンバランスが崩れたからではないか、と個人的には予想している
実際、カルシウムの濃度を上げる副甲状腺ホルモンが低下している状態では、イライラを訴える人が多い

Ⅱ 低カルシウムの症状
「低」カルシウム血症の症状として紹介されるのは
「筋肉のけいれん・不整脈」
このあたりはちょっとした生理学を勉強した人ならわかると思うが、カルシウムは筋肉の動きに深くかかわっているため
逆に、精神的な変化での指摘は少ないように思える。まぁ、けいれん・不整脈起こってるときにイライラするだの言ってもしょーがないので、無視されてるだけかもしれないが

Ⅲ なぜ低カルシウムでイライラするといわれたのか

軽く調べても、出典がまったくもって出てこない。ネット時代以前の話のようだ
一応、ソースなしで
・1975年にある雑誌で「ストレス社会の原因はカルシウム不足」という記事が載ったことが原因のようです
との記載があった

よくもまぁこの程度の話が一般的に広がったもんだわ

広がった理由を完全に偏見で類推しようと
身近な「急にイライラする、精神不安定になる」事象と「カルシウムが減る」事象が同時にあったのではないか、と思って考えてみると
・・・あったね、「更年期障害」だね。身近だわ。(Ⅰでも少し触れたが)
※正確には骨がもろくなる、であって血のカルシウムが減るわけではない。むしろ高くなりやすい

Ⅳ 結論

実際には
・現状類推される妥当な真実としては、精神が不安定になるのは、むしろホルモンバランスの影響が大きい

しかし
・とある雑誌で、カルシウムと精神状態・ストレスに関わるという情報がのった
・また(同じくホルモンバランスの影響が本質であるが)身近な事例として、更年期障害において「イライラ」と「骨がもろくなる→カルシウム不足という決めつけに変化」が同時に発生するため 骨がもろくなる → イライラする と結びつけられてしまった。(これは経験則的に事実として受け入れられていた)
・情報と経験が結びついてしまったので、まことしやかに囁かれるようになった

とまぁこういう流れなのではないか


実のとこ、自分は高カルシウムでも低カルシウムでも精神不安定になると思い込んでたので勉強になった

まぁかなり憶測多くなってしまったけど、訂正や追加情報ある人いたらplz
特に1975年のある雑誌記事が元ネタなんやで~と言われても、内容まったくわからんからそれ以上が調べようがなかった。元ネタ知ってる人いたらぜひ教えて
そもそもとある雑誌言われても困るわ!なんの雑誌やねん!
緊急事態宣言の効果
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
残念ながら東京都のものしかしっかりグラフにされてるの見つからなかった

正直たいしてかわらんやろ、と思ってたんだが
あらためて調べたらめんたま飛び出るぐらい激変してた

ビビった。ここまで効果でんの!?あの程度で!?

解除後に果たしてどうなるかが試されるなぁ
5月25~29日が順調に元に戻ろうとしてるような気がするが、統計的なズレの範囲だといいんだが(実際4月末~5月初頭はノイズだらけな気がする)
自宅待機で暇なので私見をまき散らしていく

東スポで申し訳ないが、ほぼほぼ自分の意見は下と同じ

高須クリニック院長が政府の「布マスク2枚配布」に“お墨付き”「僕は好き」
ttps://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/1801206/

あと五本木クリニックのブログ
各家庭に配布される布製マスクの効果と目的を検証しました。
ttps://www.gohongi-clinic.com/k_blog/4167/

もうね、正直これに非難がでてるのにイライラしてる。
以下、非難として目についた内容についてのそれぞれの反論と私見。


・「世帯に対して同枚数なのはおかしい。複数人の世帯もいる」
コストパフォーマンスの問題。
郵便をだすときに把握されている住所に一律同枚数を配ることによってコストカットしているのは明白
仮に世帯内の人数に応じて枚数を調整するなら
「何人住んでるのか把握する」「梱包時に異なる枚数を詰める」「配送の際に異なる郵送物を把握しなければいけない」
と想像するだけで人件費はうなぎのぼり

一律にすることで多大なコストカットできるのはそらそうだろ。それとも金かけてまで人数ごとにしろと主張するのか?

・「枚数が少なすぎる」
せやな。

これに関しては単純に製造能力の限界なんではなかろーか。多ければ多いほどいいのは間違いないけど
というか少ない、っていってもすでにほとんど出回ってない布マスクを1億枚確保するって相当だと思うけどなぁ

少なくとも、枚数が足りないという不満はあっても、非難すべきことではないと思う。ないものは出せんでしょ、だれも
これでもし実は隠し持ってるだけでまだ大量にありました!!!ってなったら私も非難側に回ります

・「こんなことやる暇あるのなら他に予算を回せ」
ソースが見つからなくて申し訳ないですけど
上述のコストカットの成果なのか今回のこれにかかる予算は数十億円らしいです。

数十億っていうと大げさだけど、20億円として、5000万世帯あたりに換算すると1世帯あたり40円ですよ。
こんな、端金で一体他になにができるんっていうんだ。

少なくとも、全国民への支援・対応という意味でのコストパフォーマンスでは妥当というかこれ以外にないぐらいなのではないか?
金もっとだせよ、ってのは馬鹿でもできるが限られた予算を有意義に使うという点ではむしろ評価されるべきだと思う。

・「布マスクでは予防にならない」
そうだよ。でも予防目的じゃねーから
詳しくは日記一番上の記事2つを参考にしてもらえばいいと思うけど
あくまでも布マスクは「自分が感染者だとして他人にうつさないようにする」のがメインの目的
「自分が感染者にならないため」の策ではない
※(使い捨てマスクでも正直感染予防効果は怪しいって報告は多いけど、布マスクよりはマシという見解が多い)

もはやだれが感染しているかわからないなか、今健康だとしても、ひとりひとりが「他人にうつさない」意識をもてって話だよこれは

根本から意味が違う

・「こんなのするなら医療者にマスク配れ」
配ったうえで国民に配布するんだよ

首相、医療機関へマスク1500万枚追加配布を表明
ttps://www.m3.com/open/iryoIshin/article/747911/?category=report

前述したとおり、布マスクは予防効果が薄いと考えられている
よって、大多数の健康と思っている人には万が一のための感染「拡大」防止のための布マスクを
確実に感染リスクが高い医療機関へは感染「予防」のためのサージカルマスクを

それぞれ使い分けて配り、そして人が多くまた予防という観点では一段階優先順位が落ちる大多数の一般市民には「布マスクの再利用」を推奨することでリソースを維持する


追記
・ここでいう大多数の一般市民とは、健康に見えるが感染していて感染源となっているかもしれない人の集団(現状ではすでに全国民)をさしています
布マスクの予防効果がないことは前述しているけど、今回の問題点は「不顕性の、一見健康に見える一般人が感染源となっているかもしれない」ことです。それらの人が布マスクをつけることで、最低限のコスト・リソースで他への感染拡大を防止させる意図があるのです
もちろん、すでに顕性の、症状がでている人には布マスクはまったくもって推奨するべきではないです。そうなった人は使い捨てマスクを


一体なにが不満なのだ。
むしろ医療機関がサージカルマスクを十全に使えるようにするための布マスク配布ともいえる。
非難の方向がむしろ逆

・「マスク配るより経済どうにかしろ」
経済に関しては門外漢なので、考え方があってるかは怪しいけど

すくなくとも、感染者が増大することによって実態としての経済が回らない状況になったらいくら金をじゃぶじゃぶつかっても意味ないことが俺にだってわかる

金を使える健常者、実働できる人的リソースの確保こそが前提条件であって
どんだけ金をバラまこうと使うやつがいなきゃなんの意味もない

金ばらまきによりインフレーションが起こるなど経済の問題はデリケートにすぎるのでどうすべきかは俺にはまったくもって判断できないけど
少なくともそれは感染拡大防止よりも優先してやるべきことではないと思う

なにより前述したとおり、この対策は非常にコストパフォーマンスが高いと思われるので、この程度で経済支援ができなくなるようなことはないのではないか?(門外漢なので予想でしかないが)



以上。いいたいことは書いたつもり

「足らない」という不満と、「これではだめだ」という非難を区別してほしい。
両方を混同させてるやつらが多すぎる。




申し訳程度にMTGの話に絡めるけど

後出しで、この週は~デッキがメタにあってたってやつらに似たものを感じる。
策ってのは正解のそれがあるわけではなく、それを作るに至った思考にこそ価値がある

結果的に正解かどうか、でモノを語るのは考えないやつらのアホな意見でしかない。
ものごとに対して非難はじゃんじゃんすべきだと思うけど、思考を前提とせずに正解が思考する以前に存在したものとして非難するのは本末転倒にすぎる

非難するときはちゃんと自分の思考を出して発言しろよ。それができなかったら非難ですらなく、ただの駄々だろ


結構イライラして文が荒れてるけど終わり
https://matsukasa.diarynote.jp/202002291059538318/
で書いたマスクの知識の訂正

ソース
ttps://www.jaast.jp/covid-19_seimei_JAAST_r3.pdf

要点のコピペ
(要点)
○「繊維の隙間より小さい粒子はマスクのフィルターを通過する」は間違い
大事なことはマスクのフィルター性能より、マスクの縁と顔表面との隙間からの漏れ(侵入)を少しでもなくすこと

はい。間違えたこと言ってましたすいません。
粒子径の大小による流動性の問題っすね。知識としてはあーりまーしたー
マスクで使うとは全く思ってなかったけど

もうね、こっから下は興味ない人は読まなくていいっす。
長々と説明と、そっからの持論垂れ流すだけなんで

一般的な、つまりマクロなときのイメージと異なり、ある程度ミクロな世界では
粒子径が大きいほど流動性(=マスクにおける透過性?)は高くなります

はい。知識としては知ってました。理屈としては
(興味ない人は下の文読み飛ばしていい)
粒子径が小さいってことは粒子間で発生する分子間力その他の影響力が大きく(接地面積が大きいため。接地面積って表現が正しいかは知らない)そのため粒子がバラつくことができず流動性が悪くなる

でもどのレベルからマクロとミクロが切り替わるかはしらねーよ!粉体力学やってるやつにきいて!

具体的な例示、というか自分が勉強してた時に実践した例として
砂糖と塩のどっちがなめらかか?って話
砂糖の方が明確に粒子径がでかいので紙の上にサラサラと落としていくと砂糖の方が大きく広がります


話を戻しますが、端的にいって、飛沫核がマスクの網目より小さかろうが(むしろ一定の範囲なら小さいほうが)吸着する!ってこと

以上の理由では「力学的観点からでは」市販のマスクごしでもウイルスを吸着する効果はあります!ごめん!

ただし、「臨床学的見地からでは」ウイルスの予防効果に有意差はないってやつはあります!(インフルエンザだけど)

ソース
マスク着用にインフルエンザ予防のエビデンスはあるか?--EBMによる検討 Evidence of facemask for prevention of influenza infections




以上から総合的に
・マスクそのものによる物理的なウイルスの防止効果はある。ただし、装着時のスキマなどがあるために結果的に臨床的、実践的には効果が薄くなっている可能性が高い
→感染者が拡散防止には明確に根拠があるが、予防する側からしては根拠が薄い。
→ただし、マスクの正式着用を前提としたデータかは謎なので、正式着用時に効果がないとは言い切れない。ピッチリとスキマのない装着を

※N95マスクとサージカルマスクの違いはむしろ形状的なスキマの発生の有無が要因?
というかN95マスクでもインフルエンザかわんねって論文あるんだがどうなっとんねん

・マスクによる細菌感染の臨床的予防効果についてのエビデンス(探した限りは)もない。
→ただし、重量の問題でウイルスと異なり細菌は浮遊状態でいられる時間は短く、マスクのスキマから感染源が侵入できる濃度が細菌の場合、ウイルスよりも低いのかもしれない
だとしたら結局マスクは細菌は防ぐがウイルス防がないって間違ってねーじゃん予測でしかないけど


人類の経験論的に、結核がN95マスクで防げてる以上(これで防げてなかったら大苦笑)、マスク自体は細菌の感染防止に一役買ってるのは流石に間違ってないと思うんだけど
そのうえでインフルエンザ予防には有意差ないって論文が出るわ出るわ
それらを総合的に考慮した結果、粒子径ではなく「重量の差異」によって発生してるんじゃないかと私は予想しました。実験とかできねーけど

まぁ結論としてはマスクはぴっちり隙間なくつけろよ!ってだけなんですけどね!

・・・はぁ、いったい俺はなんでMTG日記にこんなこと書いてんだ・・・
コロナ検査を大規模にすべきではない理由
コロナ検査を大規模にすべきではない理由
コロナ検査を大規模にすべきではない理由
かなりのブチギレもんなうえ、割と専門知識が必要なので解説する
一応はそういう勉強してたしね

だた、自分の理解不足や情報不足でミスがあったらごめんなさい
でも大筋は間違っていないはず

さて、長々と書いてしまうので、さっと危険性のみわかりやすいページ探したのでみたいかたはこれを
ttps://www.gohongi-clinic.com/k_blog/3873/

あと同じ内容がさっくりわかる漫画の画像
ttps://mobile.twitter.com/puropera44/status/1232661522184192006
(ぴんとこなーす さんのtwitterより。無許可だけど勘弁してクレメンス)

ここではそもそもなんでそうなるのか、国が検査するといった人たちはどういう意図をもって検査してるのか、を語っていきます

まず、前提として
検査で陽性と出たからと言って、100%その病気だと確定していません
人間がやることだし、そもそも生物を検査するものすべてのテストにいえますが100%にはならんのです

じゃあどうやってその「あやふやな検査結果」を評価していくかというと、画像にのせたような考えでその正確性を推察していくわけです

真陽性 偽陽性などは名前の通りなので割愛。それ以外のワードをざっくり説明すると

「感度」  病気の人を何パーセント発見できる検査か
「特異度」 病気じゃないと何パーセントで断言できるか
「陽性的中率」 検査で陽性といわれた人のうち何人が病気だったか
「陰性的中率」 検査で陰性といわれた人のうち何人が病気じゃなかったか

ってことです。
さて、では現状のコロナ感染症では、これらのうちどれがわかっているでしょう
答えはどれもわかっていません
いや、正確にはある程度は出してるかもしれませんけど、「信頼おけるデータ」かというと間違いなくNOでしょう

まず、コロナだと確定するのがPCR検査以外現状ありません。
しかしPCRですら間違いはあります(例えば適切なサンプルではない、別の配列を誤認する、そもそもPCR自体が低確率で複製エラー起こす、など)
なので、症状を加味して複合的に判断するわけなので
初期症状と検査結果だけではコロナと断定できない
というわけです。
ならこの表上辺である、「真の状態」は現状判定できないんですね


じゃあたくさん検査して、データ集めてけばいいじゃん、と思うかもしれませんがここでもう一つ問題がでてきます
「有病率」:検査した人のうち、何パーセントが病気を持っているか?
これです

陽性的中率、ひいては(未知の疾患の)感度特異度を確定させるために重要になってきます

一般に、有病率が低いと、陽性的中率は下がるといわれています(コロナウイルス感染の現状はまさにこの状況)

なんでかというと、

有病率が低い
→本当に病気の人が少ない
→偽陽性が大量に発生する


からですね

現状の日本では、決してコロナが大量に蔓延してるとはいいがたいです。あくまでチラホラニュースにでる程度。
この状況で検査をすると、上記の理由で大量に偽陽性が発生することになります

これをどう補正するか。
有病率が高いと思われる患者をなるべくピックアップして検査する
ことです

これが、国でいう
「発熱・咳が長期間続いてる人」「コロナ感染者への濃厚な暴露履歴がある」
ってことです。

症状少ない人が検査を受けたとこで、自称コロナ陽性が大量に発生して余計な混乱を産むし、役に立たないデータが増えるだけなんですね

有意義なデータを持つ患者を集中的に検査し、データを収集する。それによって得た感度・特異度をもってはじめて軽症患者など有病率の低い人たちへ適応できるようになるのです

なんにせよ、疫学というのは統計だよりです。
新規の感染症はその統計がまっさらな状態です。
そして、統計がまっさらということは検査はまったく信用できないものなんです

これだけは伝えたかった
やっぱりメインは荒れそうだからひみつに

あと、流石にしばらくはテーブル挟んでのカードゲームは無理ですね
エアロゾル感染ってことは唾(かなりの時間微小な粒子が浮遊することになる)なんかが一番リスクで、テーブル挟んで対面しかつ常に対話し数十分過ごすカードゲームなんてリスクのまっただなか
残念ながらこの状況でやるのは正気の沙汰じゃないです

お互いマスクつければいいかっていうとそういう話でもなく
「ウイルス感染防止に対するマスクの有効性」は「ウイルスなどが呼吸や気流にのって拡散するのを防ぐ」だけ
なんで、至近距離かつ直接対話する(その方向に息を吐いてる)ときに普通のサージカルマスクが効果が十分にあるとは思えません

サージカルマスクじゃなくN95マスクなら効果ありそうだけど、N95マスクしながらモノ考えたり活動するぐらいなら僕はやらねっす
・・・ほんとあれつけて動ける人すごいよね。結核とかの隔離病棟で働いてる人すげーわマジ

というわけでまぁしばらくは自粛しましょうみなさん。いや本当に残念なんだけどさ
それでもやりたいって人。気持ちわからんでもないけどマスクつけてるからと油断せずに、ゲームごとにうがい手洗いすること。水分補給と飴などで喉の湿度を保つことをお勧めします
まつかささんの戦闘能力
体力   :A
近距離攻撃:D
遠距離攻撃:C
魔法攻撃 :E
スピード :B
防御   :A
回復   :SSS


攻撃力皆無で草
これはガチヒーラー

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